いまなんつった~!?日記

この混沌とした世の中に一言もの申す

高校時代の話

高校時代の話

 

ほんっとーに普通な、田舎育ちのド平凡高校生であった。

 

ごくごく普通の家庭に生まれ、ごくごく普通の小中学校生活を送って来た僕が進学先に選んだのは偏差値55くらいのぱっとしない男子校であった。(ちなみに、高専を受験して落ちているw)

 

この高校を選んだ理由を思い出してみると、特に積極的では無かったことがわかる。

・受験勉強したくなーい(選択肢となる高校のうち進学校があったが、そこは僕たち普通の中学生からしたらエリートであり、完全な優等生が行くイメージであった。それに当時進学校に行くキャラでも無かったため目指さなかったのは自然の成り行きともいえる。うちの家は受験や勉強に関しては放任主義であったこともこの選択に寄与している。)

・公立がいい(お金がかかるかなーと思った。しかし通学定期で13000円/月かかるほどの高運賃路線を通学で使わざるを得なかったため結局お金はかかった。)

などのなーーーーーんも考えていない進学先選択の末、母校を選んだわけである。

 

今の僕が中学3年生に戻ったら、間違いなく選ばない選択であるがそれも運命である。

今の自分を形作った高校3年間であることは間違いないのだ。

 

当時の親の心境を考えてみて、あまり自分の進路に干渉してこなかったのはすごい。このアラサーの年齢でも14歳の自分にアドバイスしたいことが沢山ある。まして40代半ばである。もっと子供の進学先選択についてとやかく口出ししてしまうのではないかと思うがあまり言われた記憶が無い。親も下の兄弟の面倒や仕事等に忙しかったのだろうか?真相はわからないがとにかく自分で決めて自分である程度勝手にやらせて貰えるというのが僕と両親の関係であり、それは今も変わっていない。

 

そんなこんなで僕は多少女子もいた中学校からぱっとしないむさ苦しい男子校へと進学したのであった。

 

そこで僕は勉強するでも無く、部活に熱中するでも無く、かといって恋愛にうつつを抜かすでも無く、ただただ漫然と毎日を過ごしてた。

 

こんな書き方をするととても暗い高校時代だったのかなという風になるが、おそらくそうでもない。サッカー部で同級生も多くそれなりに楽しくやっていた。

勉強合宿があったり(男しかいねーじゃねーか)、学祭(ほぼ父兄じゃねーか)、マラソン大会などの楽しいか楽しくないかよくわからないイベントもあった。

 

今高校時代の楽しかったイベントを思い出してみると友達とふざけたことしか思い出せない。あと骨折して部活のできない時期にニンテンドーDSマリカーやりすぎて弟のDSを壊したこととか。

 

試合中に骨折をしたことはかなり転機となった出来事である。

 

試合中に鎖骨を骨折して手術、けど手術した部位が感染してまた手術して、って感じで治るまでなんだかんだ8か月くらいかかった。この時に、ちょうど自分の進路を決める時期でもあり医師って仕事が始めて魅力的に思えた。

希望大学調査表みたいなのを高校に提出するときがあって、医学部についていろいろ調べてみた。そこではじめて医学部って入るのが難しくて、どうやら医師ってのは世間で一目置かれる職業なんだってことを知った。

怪我したあとは怪我させられた相手を恨む気持ちもあったけど、それをきっかけに医師になったようなもんだからいまでは感謝してる。

 

高校時代というのはやはり非常に大切な時期であり。

この時期、何に時間やエネルギーを費やしたかで今後の方向性へ与えるの影響は非常に大きいのではないかと思います。

楽しく高校時代を過ごした人たちの傾向とすると、その後堅実というか冒険しない人生を送っている人が多い気がする。

ただここでのコンプレックスが後々僕の人生を動かしていったりしたのかな?それはわからない。ただ、見ていないもの・体験していないことがもの凄く多いと知ってしまった以上僕はそれに触れてみたいと思ってしまう愚かなdreamer気質になってしまった一端は間違いなくこの鬱々とした高校時代にあろう。